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『今だから表現できる音楽の境地を、みなさんに受け取ってもらいたい。』

ウォン・ウィンツァンさん

Wong WingTsan


『瞑想のピアニスト』ウォン・ウィンツァンさん

<代表曲>

旅のはじめに(NHK「にっぽん紀行」テーマ曲)


19歳から音楽家として活動し始めてから、50年経ちました。ウォンさんの音楽を聴いてると、純粋に音、音楽が好きなんだな、って感じます。そして、眠気、というか瞑想に入り、静かで高い集中力が出てきます。


音楽家のあるべき姿、と言っている方もいらっしゃいます。それは一体どういうことなのでしょうか?今回はウォンさんの「自分らしさ」を紐解いていこうと思います。


50年もの間、ずっと音楽活動をされてきたってすごいことだと思いませんか?継続することもすごいですが、応援してくれる方がいないと活動はできません。それだけ、ウォンさんの音楽は人々の心を癒し続けている、共感を得ているのだと思います。だからこそ、継続することができるのでしょう。


ウォンさんは「音楽は大いなるものからのプレゼント」だとおっしゃっています。だから、それを独占することなく共有し、分かち合いたいと思うのでしょう。


これは私が思うことですが、自分らしく生きている方は、所有せず、独占せず、相手とシェアしたり、相手に与えたりする方が多いように感じます。


「そんな与えるものなんてない、感動させるものなんてない、だから私は自分らしく生きていくことができない」そんなこと思ってませんか?例えば、このようなことを思ったことがありませんか?


・あの子は何が好きかなー?何をプレゼントしたら喜ぶかな?

・あの人はどんな子がタイプなんだろうか?どういう風にしたら振り向いてくれるかなぁ?

・自分が嬉しい、楽しいと思ったことを友人や好きな人と共有したい!


これらは一例ですが、相手を想う心、そして自分の知っていることを相手に与えること、自分が嬉しい、楽しいと感じたことを共有したいと想う心、があるだけでも変わってくるのだろうと思います。


自分らしく生きている人は、仲間がいたり、支持してくれる人がいたり、共感してくれる人がいたりしています。自分らしく生きている人は、自分だけを考えているわけではないようですね。


ウォンさんは「音楽を通じて」、仲間、知人に会いに行っている、増やしています。だからとても楽しそうに見えるのかもしれません。それでいて音はとても繊細。音楽と向き合い、自分と向き合い、仲間、知人と向き合う。


目を逸らすことなく、自分に取り巻くさまざまな関係性としっかり対峙してきた方なんだろうと思います。この50年、私たちが知らないこと、紆余曲折あったことでしょう。それらを乗り越えてきたから今があることでしょう。


では、それをご自身に当てはめてみましょう。「〇〇を通じて」仲間、知人に会いに行く、増やす。そして〇〇と向き合う、自分と向き合う、仲間、知人と向き合うこと。そして、〇〇をやり遂げる決意、覚悟をすること。〇〇はご自身のお仕事ややっていること、やりたいことが入るかと思います。


ウォンさんを通じて、自分らしく生きるためのヒントを得られたら幸いです。


P.S.


今回、ウォンさんをご紹介させていただいた理由は、お知らせがあるからです。

true colorsのメンバー・佐伯さん主催

10月7日(日)13:00〜16:30

@鹿児島県姶良(あいら)市の公民館

『瞑想のピアニスト』x『ありがとう呼吸瞑想家』とのコラボ


新たな境地に誘(いざな)われる時間となることでしょう。


<Facebookでイベントについて紹介>


<プロフィール>


○ 瞑想のピアニスト


ウォン・ウィンツァン Wong WingTsan

ピアニスト、作曲家、即興演奏家


1949年神戸にて、香港出身の父、日本と中国のハーフの母との間に生まれ、1歳より東京で育つ。


19歳よりミュージシャンのキャリアをスタートし、ジャズ、前衛音楽、フュージョン、ソウルなどを演奏、24歳で全米コンサートツアーを経験。その後、スタジオレコーディング/ステージミュージシャン、作編曲家として活動を続ける中、自らの音楽を模索した。


87年、瞑想の体験を通して自己の音楽の在り方を確信し、90年よりピアノソロ活動を開始。この頃に現在の即興演奏を中心にしたピアノソロ・スタイルが生まれる。


92年、インディーズレーベル SATOWA MUSIC を発足、ファーストアルバム「フレグランス」がFMから火がつきロングセラーに。以後コンスタントにサトワミュージックよりアルバムをリリース、その数は30タイトル近くになる。代表作に「Doh Yoh」「エイシアンドール」「光の華」「青の龍」など。


また、NHKスペシャル「家族の肖像」、BShiスペシャル「中国世界遺産 九寨溝」、現在放送中のNHK「にっぽん紀行」Eテレ「こころの時代」のテーマ曲も手掛ける。ほかにも、Manul Cats(マヌルキャッツ)やME-W(ミー・ダブリュー)としてのユニット活動、ジャズトリオWIM(ウィム)、クラシックアルバム「ドビュッシー」「エリック・サティ」の発表、地雷犠牲者救援CD「もしも地雷がなかったなら」など、音楽活動は多岐に及んでいる。


ピアノソロ・コンサート、とくにインプロヴィゼーション(即興演奏)では、音の力でオーディエンスの深い意識とつながり、解き放たれた静寂空間を創り出してゆく。超越意識で奏でるその透明な音色に「瞑想のピアニスト」と呼ばれている。


2005年よりセラピストの故・吉福伸逸氏に師事。トランスパーソナル心理学を学び、グループセラピーのファシリテーターとして活動する。ウォン・ウィンツァン&ウォン美枝子による「魂の表現ワークショップ」も展開。


3・11をうけて、USTREAMでピアノソロライブ「サトワより祈りを込めて」を生配信、現在も数々のチャリティーコンサートを行う。SNSやYouTube番組「千年カフェ」では音楽の話にかぎらず、平和と脱原発へのメッセージも発信している。


今、分かち合いたい想いは…“Peace and Music” そして “光を世界へ”…

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